日記 見知らぬ人のオートバイ(1985~) 過去のフィルムを見ていたら出てきた。記憶の隅にすら残っていなかった、瞬間的に撮影してそのまま放置していたフィルム。 旅の途中のパーキングエリアで見かけたオートバイを撮った写真だ。30年以上も前のオートバイ。私との関りは全く無い、よって私に関... 2022.02.02 日記
回想 真夜中のシンデレラ(Sep 12, 2021) 1988年の自分が残した日記より・・・・・・・私はいったいどこまで走れるのだろう。午後8時から翌日の午前10時、私に許された時間は14時間。しかし、飛ばして走るのは嫌いだし、実は怖い。夜の静まり返った暗闇が怖い。寒さはもっと怖い。船に乗って... 2022.01.28 回想
回想 オートバイに花束を(Sep 9, 2021) 過去の自分がこんな話を書き残していた。・・・・・・・オートバイに花を積んで、私は何度か道を走ったことがある。菊の花を積んで、父の墓参りに。菜の花を積んで、祖父母の入院する病院へ。小さな菫のような紫色の花の小鉢を積んで、母の誕生日に家に向かっ... 2022.01.26 回想
回想 夏の終わり・八幡平(Sep 4, 2021) 引き続き、過去の回想です・・・・・・・・・・職場以外の場所へオートバイで出かけるとき、母に告げる言葉はいつも「ちょっと行ってくる」だった。「ちょっと行ってくる」の範囲は、だいたい片道200キロ前後くらいか。 場合によっては、一泊以上の宿泊も... 2022.01.23 回想
回想 国道45号線・尻屋崎(Sep 1, 2021) 1988年4月某日仙台から、国道45号線で青森県の三沢基地を目指して旅をした。ほぼリアス式海岸に沿った、思いのほか長い道程だ。目的地の三沢基地には叔母家族がいて、毎日ぶらぶらしているなら遊びに来いと言われたのだと記憶する。しかし、三陸海岸沿... 2022.01.22 回想
回想 泣きながら走る だけど自由だった(Aug 27, 2021) オートバイのある日々が私の日常だった頃、ほぼ毎日のようにオートバイに乗って出かけていた。そして、記憶にも残らないような小さな旅を繰り返していた。そんな時、泣きながら走ったことがけっこうあった。定職というものを持たずに生きてきたのが、一つの要... 2022.01.21 回想
回想 見知らぬ人の言葉 ありがとう記念(Aug 26, 2021) 「~本日ガッツリとブログ読ませて頂きました。むちゃくちゃ素敵な文章でした。」(Twitter、とあるHONDA乗りさんよりのお言葉)2021年8月25日(水)この人生で、と言うのはちょっと大げさかもしれないけれど、最大級のお褒めの言葉をいた... 2022.01.20 回想
回想 最終目標(Aug 22, 2021) 2010年夏将来に希望が見いだせない日々が続いていた。最終目標だったハーレーに乗るどころか、再びバイクに乗ることも叶わないのではと思いつつあった。しかし、このままではあの世に旅立つときに後悔するだろうとも思った。そんな時にハーレーダビッドソ... 2022.01.20 回想
日記 8.19 バイクの日(Aug 19, 2021) バイク乗りには何タイプかの人間がいるマシーンを愛でる者レースやラリーを楽しむ者通勤通学日常の足として利用する者仕事で乗る者ひたすらコーナーを攻めることを好む者旅をする者生きるために必要とする者それらの複合型乗りたい思いを抱えて妄想の中で走る... 2022.01.20 日記
回想 四国一周 ノスタルジー(Aug 17, 2021) 30数年前、私は片岡義男の小説に憧れて、オートバイで四国を一周した。目的地をはっきり決めていたわけではなく、ほぼ時計回りに四国を一周するつもりで行った。もちろん、一人だ。仙台から自走、途中信州や滋賀で一泊しつつ、どこから船で四国へ渡ったのだ... 2022.01.19 回想