あおいしか

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~初めて読む方、迷子になっている方へ~

『土砂降りとオートバイ(1980年代の回想とその後の記録+オートバイストーリー)』へご訪問いただきまして、ありがとうございます。オートバイへの思いを吐き出すために思いのままに綴ってきましたので、途中から読まれる方は迷子になっておられるかもし...
妄想bar

彼らの旅 私の旅 北海道と私の微妙な関係(創作です)

朝起きたら、皆もう出発して誰もいない。まだ午前8時過ぎだというのに。夕べ集まった大半のライダーは、北海道ツーリングの始まりだから、それぞれの方向へ出発したと思われる。ススキノさんは小樽から帰りのフェリーに乗る前に寄るところがあると言っていた...
オートバイストーリー、創作

妄想ショートショート「SNSの愉快な仲間たちの会話」

「そういえばさ、こないだ、川崎町のいつもの道で、あのBBaライダーとすれ違ったぽい」「おお、じゃあその日一日ラッキーだったってわけ?」「ま、そうかもな。特に何も無かったけど、気分的なものって感じ?」「太陽って意味の名前つけてんだろ?ちっこい...
オートバイストーリー、創作

妄想ショートショート「あちらの女性にパンケーキを」

ふと、海沿いのカフェのパンケーキが食べたくなった。いつか食べようと思っていたけど、まだ行っていなかった。翌日、いつものように4時に起き、バナナとパイナップルジュースの簡単な朝食をとり、借りているバイク置き場へ自転車で向かった。ヘルメットとジ...
妄想bar

彼らの旅 私の旅 涼しい北海道の熱い夜2(創作です)

宴その2「え、誰かしら?もう参加メンバー揃ってるわよね?」「ああ、そうだな。夜の北海道の怖さを知らない初心者ライダーか、貸し切りって知らねんじゃね?」「え?あれって、つわものさんよね?!なんでー?」「おおお、ほんとだ、つわものさんだよ!」み...
創作

彼らの旅 私の旅 涼しい北海道の熱い夜1(創作です)

北海道の真ん中へん。ちょうどへそのあたりのキャンプ場に、その夜は懐かしい顔ぶれが集まった。とはいえ、昨年のメンバーの半分くらいの参加者だったが。遠く西日本から参加のススキノさんは、既に北海道入りしていて予定のルートをほぼ走り終えていた。ほと...
オートバイストーリー、創作

妄想ショートショート「漢に二言はない」2

やだ、カワサキ乗りったら、西道路行くつもりだわ。あたし、あの道は走らないって決めてるのよ。車の量は多いし流れ早いし、逃げ道無いし、中途半端なトンネルがいくつも続いて、道幅も広くはない。光の具合はやたら変化するし、空気は悪そうだし、いつ事故る...
オートバイストーリー、創作

妄想ショートショート「漢に二言はない」

いつものイケメンコンビニ。早朝6時半。トイレを借りて、レモン野菜ジュースを買う。広い駐車場で居場所に困りながら、バイクから少し離れたフェンスの前で飲んでいる。あ、カワサキ!ご機嫌に飛ばしてる。あ、チラッとこっち見た?いつもながら空が広くて、...
オートバイストーリー、創作

彼らの旅 私の旅 遅れてきた二人(創作です)

「ねえ、マスター!カモシカさんどうしたのかしら?もうすぐ乗船受け付け開始なのに」「そうだねえ。どうしたんだろうね。寝坊でもしたかな?」「そんなはずないですよ、朝活に燃えるカモシカさんは、誰よりも早起きなんですから。それに今は夕方ですよ!」「...
創作

彼らの旅 私の旅 カモシカのいないbar(創作です)

「ねえ、マスター、カモシカさん今夜も来ませんね」「そうだねぇ、ここのところ顔見せないね」「もうすぐ北海道集結なのに、行けるのかしら」「うん、行くじゃね?カモシカくんなら」「こんばんは」「あ、助っ人さん、お久しぶりです~」「ソーダちゃん、マス...