2022年1月11日(火)
今日は親友の命日。
何度目になるのだろう、2019年の1月に彼女はあっちの世界へ行ってしまった。
見舞いに行っていたときも、亡くなったときも、命日にも、わたしはなにをしたらいいのかちっともわからなかった。
今日もまた、いつもとかわらない普通の一日が始まっている。
少し前に古いフィルムをスキャンしていたら、天使のような親友とその旦那さまの写真が出てきた。
まるで片岡義男の小説にでも出てきそうな、そんな二人のバンとオートバイのわたしが短い旅をした時の記録だ。
バイクに乗りたかったけど、乗れなかった・・・そんなことをぽつりとつぶやいたこともあったね。
楽しかったな、あの頃。
友達になってくれて、ありがとう。
ワイルドな自分と、天使のような親友があまりにも対照的で、本当に物語のようだ。
わたしがこんなにいい笑顔で笑っている写真も滅多にない。
今までずっと泣けなかったけど、ちょっと泣ける。
子供のような彼女は大人の心を持ち、大人っぽい外観の私は子どものままだった。
きっと、いつか生まれかわったら、また会うことになっている。そう感じる。
また迷惑かけると思うけど、よろしくね。
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