私の旅 実話編の始まり

いつまでたっても妄想から抜け出すことができない。バイクへのこだわりを捨てきれずに、何年経ったのか。

 
そのこだわりと過去への思いを手放すために始めたブログが、この「土砂降りとオートバイ」なのだが、思いを手放すどころか、一向にこだわりが消えてはくれない。
 
その間に、このブログを読んでくださった方々からの素敵なメッセージをいただいて感激したこともある。
 
その一方で、SNSへの思わせぶりなつぶやきばかりで、一向に実現へと向かわない私への冷静な批判を下さった方もいた。そして彼は2度去った。美しいオールドタイプのネイキッドバイクに乗るカリスマライダーだった。
 
 
乗りたいバイクはずっと変わらないが、妥協策として他の何台かを検討している段階だ。それもまた妄想の中だけど。
 
デザインも性能も一番気に入ったバイクはSR400だ。
 
実用性を考えれば過去に初代に乗った経験もあるヤマハの傑作、セローだ。
 
技量と経済面の現実問題を考えればそれら以外の中古か小型車だ。
 
そんなこんな考えてばかりの日々に、一台のバイクの存在がWebに浮かび上がった。
KAWASAKI 250TRだ。
最近流行りの中途半端な排気量の海外製造車ではなく、国産の中古バイクだ。
 
まず、デザインに惚れた。
KAWASAKIには、バイクと出会った時点で既に惚れていた。
 
 
250TR一択だと決めつつあった夜、SNSにDMが入った。一台のオフロードバイクを譲ってもいいよと。
 
YAMAHAの XTZ125だ。ひとつ気になった点があった。キャブ交換をしてキャニスターを外しているという話だ。
 
純正にしか乗ったことがなく、改造や改良に興味のない自分には未知の世界の話だ。ネットでいろいろと調べてみたら、まあ、改良の分野に入るらしい。
 
 
もう一方で、ほぼ同時に出会い系サイトでメッセージのやり取りをゆるくしていた方から、バイク屋へ見に行きましょうと誘いが入った。車で一緒に行きましょうと。
 
いつからヘタレになったのか、まだバイク屋へ冷やかしに行くこともできていない。店に入る勇気が無いのだ。
 
やはり年齢と性別的に相手にされないだろうという不安と、先立つものが無いという現実が邪魔をしているのだろう。
 
 
と、話はバイクを所有する方向に進んでいるが、当初からの問題は何も解決していない。
 
お金は無い。蓄えも無い。
ガレージ、駐車場のあても無い。
身内にはレンタルバイクに乗ったことも、これから乗りたいことも話せない。
 
しかし、運の流れはチャンスを確実に送ってきている。某占い師が言った幸運と開運の月は始まったばかりなのだ。
 
さて、どうなることか。
 
 
 
つづくといいね

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