妄想は計画的に(実話編)

 

ふいに、北海道へ行きたい気持ちが高まった。ここ数年、もしあれにリターンできたら北海道へ行きたいと漠然と思ってはいたけれど。

 

あと何年生きるか知らないが、もし今から再びあれに乗ることになって、いざ北海道へツーリングへ行くとなると、チャンスは非常に限られてくる。

 

例えば、初夏に行こうと決めたなら、せいぜいあと20年くらい生きれば十分だから、初夏は20回しか無い。この国がどうなっているか、世界がどうなっているか、気候がとんちんかんになっているかも定かではない。

 

しかも、70代、80代で中型のオートバイでロングツーリングと考えると、実現性はあまりにも薄い。そうなると、現実的なチャンスは10回も無いのだ。

 

それは大変だ。死ぬときに後悔するに決まっている。ということで、来年行くならどうかしらという仮説の元に、計画を立ててみることにした。

 

もう気づいている方もいらっしゃるかもしれないが、実現するまでオートバイのことを「あれ」と言うことにした。トラホーにあやかって。

 

問題はしつこいけれどお金だ。稼ぎが足りない。だから、あれを買う可能性は今のところ10%の可能性しか無いといったところか。0%ではないのは、あらゆる可能性を考慮してのことだ。なので、今はあれのことは無視して旅のことを考える。

 

行くなら春から夏がいいと思う。秋はここ数年のSNSを見ていると、事故がやたらに多いし、天候も不安定な気がする。猛暑の疲れもたまっていて、体調不良もあると思われる。

 

だから、大好きな春から夏がいい。春と言っても北海道だから、まだ雪があるだろうか。そうなると、フォロワーさんが言っていた7月ごろが最適なのか。

 

寒さが嫌いで北海道に憧れを抱かなかった過去。寒さもできれば避けたい。7月も中下旬になると、シーズン本番で旅する人もワンさと増えるだろう。それもまた、ちょっと苦手なシチュエーションだ。

 

ということで、6月後半~7月初めあたりと仮に決めてみる。フェリー料金もその頃はちょっとお得な感じなのか?

 

今のパートを続けているとして、シフト交換してくれる相手に負担がかからない日程も組めそうなのがその時期だ。

 

フェリー料金は仙台-苫小牧往復で、大雑把に計算して乗船料とあれで片道2万円。往復4万円。食事込みでもその料金になるフルパックというものもあるみたいだ。

 

乗船料とさほど変わらないのでかなりお得かもしれない。飯いのちの自分には食事を削って節約するのは向いていない。

 

宿はどうだろう、食事無し素泊まりで外の店で食事をしても良し、漁師民宿を主に選んでも良し、キャンプ&セコマだとお金がかからないとは思うが、道具を買い揃えてあれに積んで行く手間を考えると、安宿素泊まりの方が良いと思えてくる。

 

大好きな温泉も外せない。飯も外せない。豪華ホテルにはたいして興味が無いので、友人と公共交通機関で旅するときにでも利用すれば良い。それなら年をとってからでも行けるだろう。

 

とうことで、宿代は4千円程度~1万円程度と考えて、最長1週間の日程とすると、5泊になるだろうか。単純計算して、2万円~5万円。プラス昼食と素泊まり時の夕食とお茶代は、アバウト2万円。たぶん多いけど。

 

ガソリン代は?大雑把に考えて、1日200キロ以下しか走らないつもりなので、満タンで2日は持つと考える。あれの車種にもよるだろうけど、多く見積もっておけば良いだろう。7日間で5~6千円程度か?

 

かなり大雑把な計算だが、トータルすると、旅費に必要な金額は、最低8万円~最高11万円になるのかな。その他にも細々と必要経費があるだろうけど、予算10万円前後という読みはまんざら根拠のない話ではなかった。

 

ちょっとした節約でその程度の貯金ならできるだろう。問題はあれだ。あれをどうするかだ。

 

レンタルあれで思い知ったのが、練習無しで楽しい走りはできないということだ。常に緊張と焦りを感じながらの走りは危険でもある。最低でも2~3ヶ月の練習が必要か。となると、遅くとも春にはあれを手に入れておきたいところだ。

 

 

また気が向いたらお知らせします

 

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