ティーダ日記 バイク復帰の日々(2024年9月)

2024年9月も暑かった。

猛暑疲れもたんまり溜まっていたけど、休みの日に寝ていようとは思えなかった。

雨が降らない限り走りたいと思ったが、他の予定もあり、走る回数が減った。

交通量の多いバイパス走行にも慣れ、むしろ3ケタ国道や県道より、遠くへ行くなら一桁国道かなと思うようになった。

なにより、長距離トラックの快調な流れの中に紛れ込んでいると、遠くへ旅をしているという感覚に浸れて心地よかった。ヘンタイか。

9月7日(土)七ヶ浜へ

お気に入りのシチノカフェ。またまたワンコインホットドッグセット。花渕漁港手前カーブで白いバイクが追い付いてきた。スピード落として左に寄ったが、追い越していかず。仕方なくアクセル開けて道の真ん中に戻る。

ひらりひらりと緩いカーブをキレイにクリアして(した気がする)すぐに漁港へ右折する。岸壁沿いにバイクをとめると、視線の先に白い隼がとまった。

挨拶したかったけど、ちょっと遠い。そして風貌がかなり個性的でちょっと引いた。店内に入ると、すでに隼乗りもいた。彼はフォーリナーだった。どうりで個性が強いわけだ。

まーったりと過ごしているうちに、バイク乗りも数名店内にいたらしいが、みな静かに自分の時間を過ごしていたようだ。

9月17日(火)県道118号線途中の異世界への入り口、熊野那智神社へ

先日気になっていた県道118号線の途中の異様な光景の写真を撮りに行った。道路標識ではまっすぐ行くと118号線。

前回はまっすぐ行くことにかなり悩んで、とっさに左に曲がってしまった。

よく見ると鳥居の右と左に道があるのだが、先日は一瞬で見分けることができなかった。

この後に行く、熊野那智神社が前方の山の上にある。この鳥居の場所は熊野那智神社仮宮だった。

熊野那智神社さまへ。この日まで無事バイクに乗り続けられたことのお礼と、洗濯してしまったお守りを新しくして頂くために行った。バイクを買った日にお祓いしてもらい、そのときに授かったお守りだ。

宮司さんは、新たに住所と氏名を筆書きして下さり、神前で祈祷して渡して下さった。しかも、お代は不要と申された。「え?同じものでしょ?」と。

神対応に感動して、しばらく展望デッキで下界を見渡しながら、気持ちのいい風に吹かれて過ごした。

八咫烏みくじは大吉✨

9月24日(火)竹駒神社、小原温泉かつらの湯へ。帰り道釜房湖経由

小原温泉は非常に印象深い場所だった。

廃ホテルの奥に進むと、使われていない朽ちたプレハブの休憩所や入りにくい公衆トイレなどがある。

準備して、おそるおそる道しるべに従って行くと、グーグルマップで見た写真通りの風景があった。

先に行った軽トラのおっちゃんが、男性風呂入り口ベンチで他の客と和んでいた。入り口には受付所があって、中のおっちゃんに200円払う。

思っていた以上に小さな施設で、洞窟の底に湯船がある。暖簾も脱衣コーナーも昭和のずっとずっと昔からそのままのような秘湯だった。

薄暗い穴倉の中で湯につかる。冷えた身体が次第に解ける。きっと胎内回帰願望も満たされるだろう。

かつらの湯へは、国道とは思えない113号沿いから細い道を川に向かって下っていく。

落ち葉があったらかなりやばそうな坂道で、かつらの湯に向かうには、途中で小さなヘアピンカーブをクリアしないといけない。私は足つきの良さを利用して、2輪+2本足で進んだけど(笑)

空がもう、秋だね。

本当は9月に、初のお泊りツーリングを計画していた。石巻の追分温泉へ予約を入れていたのだ。車やバイクだからこそ行ける、料理自慢の宿だった。
ぎりぎりまで粘ったが、あいにくの天気予報でキャンセル。電話の向こうの女性のがっかりした声が印象に残った。かわりに送迎バスで気仙沼へ一泊旅行に行った。
事前にレインスーツを買って雨でも行こうかと悩んだが、ずばり雨の運転気をつけよとのおみくじの言葉も気になって、安全を選んだ。
バイクで走る回数が減った。夏の後半は心身共に疲れが出てしまうから、その前に頑張って走っておいたのだ。

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