さて、いよいよ来週に迫ったSSTR2021を記念してというか、自分も参加する気持になって盛り上げていこうかなと、もし走るならどこを走るかを考えてみた。
住まいは仙台。日の出を見て出発するには、近場なら仙台港あたりか。ドラマティックなスタートを切るなら、比較的近い七ヶ浜の海岸あたりか。もっと近い、荒浜あたりか・・・妄想は楽しいなあ。
たまたまSNSで出会った男女3名を勝手に応援することに決めた。彼らの出発地点とルートは今日知った。SNSで教えてもらった。3名とも関東から出発だ。
天気も心配だ。特にイベントのある10月2日(土)。台風が来ている。最悪で直撃、良くても強風とか雨が残る可能性もある。最大のラッキーがあるとしたら、快晴のドラマティックな空の下をひた走ることになるだろう。
3名がゴール地点で出会えたら、きっと小説のような話になるなと思ったが、それぞれのスタート日は異なっていた。じっくり応援するには都合がよいのだが。
これが私の走る道。好きな道を選ぶより、グーグルマップが選んだ最短の道のりを素直に行くのが良いだろう。これ以上の距離では、日没前までに走り通すことができないと思われる。
オートバイ現役時代なら、長時間走ることはたまにあった。下道ばかり走っていたから。8時間超という時間は、昔の自分なら走り通せない時間ではないが、距離が長い。東京―仙台間より遠い。高速は必須だろう。
出走日を10月4日にすると、日の出の時間は仙台5:35、金沢の日の入りは17:33、日の出から日の入りまでの時間は約12時間。余裕で走れそうな感じではある。立ち寄りポイントをいくつか寄って、お茶タイム、ランチタイムも取れそうだ。
ほんとかよ。
先日、レンタルバイクで数十年ぶりに公道デビューしたときには、7時間で70キロだったかな。信じられない走行距離だ。温泉に入り、弁当を買い、そして食べ、海沿いをのんびり歩き、神社参りも二か所。道に迷ってさらに時間を使った。
そんな自分には、12時間などあっという間に過ぎてしまうことだろう。
トイレ&水分、しばしの休憩、食事以外は無駄に時間を使わないことだ。ただ、気になるのは富山のヒスイ海岸だ。立ち寄ったら最後、翡翠を見つけるまで居続けてしまいそうだ。もう、ラリーはどうでも良くなるかもしれない。金沢を目の前にして、そのポイントだけは注意が必要だ。
さて、立ち寄る指定道の駅とやらを決めなければならない。何か所立ち寄らないといけないのかな?とりあえず、トイレと水分補給には寄らないといけないから・・・まずは、道の駅村田(宮城)、次に道の駅米沢(山形)、道の駅国上(新潟)このあたりしか寄れない感じだ。余裕があれば神社にも寄りたいところ。
いよいよ、明日10月2日(土)、第一陣が出走する。
SNSで知った男子一名応援。
最近フォローして下さった皆さんも応援できるといいな。
SSTR2021マップとYouTubeライブを見ながら一日過ごしたいと思う。
BGMはFMラジオ。
昼間からちょっと飲むか。
つまみが無いな。
途中、買いに走らねば。
まずは、日の出前からの見送りだ。
他人事ながらとても楽しみだ。
2021年10月2日(土)
早朝起きて、スタンバイOK。
何名かの出発tweetを見送って、食事をとりつつの実況チェック。
ピーカンの恵まれた天気。
遠くは青森、四国から。
夜明けとともに、SSTRマップの青い点が少しずつ動き出した。
飲む気にはなれず、お茶と珈琲とラジオがお供。
そしてゴール。
あと1時間で日没だ。
まだ遠くにある青い点もある。
ライブ映像では次々にゴールするオートバイが横切っていく。
カメラにはちょっと前から水滴が付いている。
雨だ。風も強いらしい。
一時間ごとの天気予報を見たら、17時から18時まではまた快晴になるらしい。
そして夜は曇り。
ああ、なぜこの瞬間だけ雨なのだ。
もしかしたら、感動的な夕日が見えるかもしれないが。
しかし、そもそも、このタイミングで台風が去ったばかりの快晴の一日は奇跡的だ。
青森のライダーは、日本海側の海岸線を西南に下っている。
見えない夕日をずっとずっと追いかけるのだ。
曇ってるから、沈んだことなんか知らずに走るのだ。
あ、雨が上がって青空がのぞいてきた。
砂地をさらに固めるための恵みの雨だったのか?
青い点は、過去時間の位置情報のものも多数あり。
17:35:58 金沢の日の入り時間まであと1時間。
たかしさんも、無事ゴールインしたとtweetがあった。
全出走者の皆さん、無事完走をお祈りします。
明日は、応援している女性ライダーharuさんの出番。
しかし、自分は朝から夕方まで仕事だ。
出発時間には起きているので、見送りだけでもしたいと思う。
明日10月3日(日)、東京から金沢までの天気は、ほぼ🌤~☀~☀!
もしかしたら、今日より好天かもしれない。
17:15
おや、水平線が見えている?
沈む夕日が見られそう!
綺麗だ、見事だ、完璧な一日だ。
夕日が水平線に沈んでいく。
今日一日ありがとう!
明日も直帰してゴール見よう。
きっと間に合う。
2021.10.03
今日は、仕事でもあるため、早朝起きてTwitterを見る。
応援しているharuさんは、早々に出発地点へ向かい、スタンバっていた。
朝陽の画像が美しかった。
自宅から100キロも先の茨城の海岸。
更にそこから600キロ近く走るというのに。
なんというファイターだ。
しかも、SSTRの話題で盛り上がった頃、haruさんは私の思いを積んでいくとtweetされていた。
なんと、今日の写真では、オートバイの荷物の上で小さなクマのぬいぐるみが空を仰いでいる。
有言実行の、情のあるお方だ。
Twitterで見送って、仕事へ行った。
日中ほとんど忘れていたけど、帰宅時は洛陽を追いかけてゴールへ向かうライダーの気持になっていた。
日の入り前に帰宅できた。
Twitterで、既に余裕で到着しているはずのharuさんのつぶやきを確認した。
なんと、マシントラブルだ。
途中で代車に乗り換え、失格を承知で完走を目指すとあった。
その後のtweetはない。
ライブ映像で日の入りを見た。
情報公開をしているライダーはほとんどゴール地にいる。
公開していないライダーたちは不明。
ライブ映像には、まだゴールゲートをくぐるオートバイのヘッドライトが移動していく。
次の目的地へ向かうオートバイのライトが反対方向へと移動していく。
haruさんのつぶやきはまだ入らない。
お、私のtweetにイイネが付いた。
どこかに着いたらしい・・・
そして、ゲートの灯りが消えた。
車のヘッドライトが一台になった。
お、つぶやき入った。
無事到着したらしい。
一安心だ。
2021.10.04
今日は午前中すでにかなりの距離を走っているであろう参戦者さんたちの青い点をマップ上に確認してから、自転車で風を感じてきた。
午後はまたマップを見て、ほとんどの青い点が金沢方面に近づいているのを確認した。
haruさんはたまにぽつりとつぶやいてくれる。
元気で走っているらしい。
仕事の合間に日の入りをライブで見た。
今日の日の入りは水平線ではなく、低い雲の中に沈んでぼやけて消えた。
自分も走ったかのような疲労感。
いや、ゆうべは気持ちの悪いホラー映画を見て、夜更かししてしまったのだったな。
自分が参加するのなら、どちらだろう。
落ち着いた雰囲気の中、自分との戦いに集中する平日か。
怒涛のように押し寄せるバイクの流れの中に紛れ込むお祭り騒ぎの週末か。
今日、そんなことを考えて、出た答えはこうだった。
金曜日に参加して自分と闘って静かにゴールインし、翌日ゲートの近くで応援というのが一番自分に合っているように思える。
SNSにアップされた2日の動画を見ていて一番感動したのは、ゴールゲートの近くで一生懸命手を振るおばあちゃんの姿だ。
自分も地元の人たちの傍で、にこにこしながら手を振りたいと思った。
今週は、もう一人の応援したいライダーが走る。
とても印象的な出会いをした、HONDAのライダーさんだ。
このブログに最高のコメントを下さったお方だ。
しかし、その日も朝から仕事。
出走と日の入りの時間帯しか応援できないのが残念。
天気は曇りらしい予報。
気温は快適ではないだろうか。
気持ちよく走り通してほしいと思う。
haruちゃん、どうしてるかな。。。
2021.10.05
haruちゃんは元気に楽しく走り続けていたらしい。
お返事tweet入り、ちょっとほっとした。
AM8:17
マップの青い点は少なめ。
東北勢はいない。
情報非公開なのか?
東北人気質というものか、位置情報を公開しているライダーが少ない気がする。
SNSのつぶやきを見ていたら、今日までの間に900kmを走り抜けたライダーがいたことを知った。
今グーグルマップで距離をいろいろ測ってみたら、どうやら九州からの参加者だと思われる。
九州からの参加者がいると知った時、出発地点をもう少し近くに設定するために前泊するだろうと思い込んでいたのだが、そうではなかったらしい。
(後日知ったところによると、岩手県の久慈からスタートした方だった)
今日も夕日と夕焼けが綺麗だった。
暗い浜辺に向かってくる、小さなヘッドライトの移動をライブカメラ二台で見ていた。
感動をありがとう。
2021.10.08
今日は仕事を休みたかった。
しかし、そうもいかず、いつものように4時半に起きて、食事と弁当の用意と身支度をしつつパソコンを立ち上げ、SSTRマップとTwitterを開く。
HONDA乗りさん(私が勝手にそう呼ぶ)は、すでに出発地でスタンバっているらしい。
天気は雨だと呟いている。
いよいよ日の出時間。
順調にスタートするらしき様子をTwitterで確認。
マップのスタート地点には青い点が現れた。
このお方がおられなければ、SSTRマップを知ることも見ることもなかっただろう。
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